私が介護業界に入ったきっかけ
私も年を重ね、もう三十路目前。未だに独身なのが残念ですが、現在デイサービス施設で楽しく勤務しています。お年寄りの食事やお風呂のお世話にレクリエーション…結構楽しいですよ。でも、人と接するお仕事だしストレスも溜まります。そんな時はスイーツ店巡りをしたり、バッティングセンターへ行ったりして発散しています(笑)
私は元々介護の仕事を「探すぞ!」と思って探していた訳ではなく、この世界に入ったきっかけは、就活の失敗でした。根が楽天的で、なーんにも考えていなかった私は、大学の4年間サークルだ飲み会だと、楽しく暮らしていました。「先輩たち就活大変そうだなー」と横目で見ながら、つい悪いクセで「今が楽しければいいや♪」と何の対策も講じないまま就活本番を向かえ…見事玉砕(泣)エントリーした企業全てにフラれてしまった私は初めて焦りました。とりあえずニートはまずいと思い、卒業後しばらくは駅前のコーヒーショップでバイト生活を送りました。企業に就職した友達から、「研修が大変~」とか愚痴を聞くのすら辛かったな…サボっていた自分が悪いのに。あの頃は毎晩にように泣いていましたね。
そんな私を見かねた母が勧めてくれたのが、介護の仕事でした。夕飯を食べながら愚痴をこぼしていた私に、「ねぇ、介護の仕事は?意外と向いているんじゃない?あんた、昔から法事でも親戚のお年寄りの人気者だったじゃない。私の知り合いの人が老人ホームで働いているけど、あんた位の歳の子が来てくれると本当にありがたいって言っていたよ。」
そう言われて私は「介護かぁ…」としばらく考え込んでしまいました。なので、最初から乗り気だったわけではありません。でも、今はやりがいがあって本当に毎日が楽しいです!一時は医療系の仕事にも憧れましたが、介護業界を選んで良かったです!